以前、高校入試における
英検の利用状況についてのブログを書いた後、
2022年度大阪府公立高校入試における
英検利用者(2級以上)の割合が発表されました。
2021年度入試における
英検利用状況(2級のみ)は紹介しましたが、
2022年度はその時以上に凄まじいものになっていました…
2022年度 公立高校入試 英検利用状況
主に北摂地域のC問題採用校のみの記載となります。
ついにトップの北野高校が利用率90%越え。
豊中地域では豊中高校が60%と前年度の2倍近く、
千里高校も国際科に関しては33%、
池田高校も16%とだいぶ利用率が伸びました。
もはやトップ校を目指すには
必須級といっても過言ではない英検2級。
以前よりも平均点が上がった2022年度で見ても、
C問題の平均点が70%弱となっている中での
英検2級による80%みなし得点はやはり非常に強いです。
参考として2022年度の科目別平均点を記載しておきます。
英検がないと勝負にならないのでは…??
ここまで利用者が増えるとこのような疑問が出てくるかと思います。
実際に計算してみましょう。
あくまで 英検利用者➡合格 と想定してのの人数となるので、実際の数字とは異なります。
ざっと計算しただけでも、
北野高校と茨木高校は英検が無いと勝負になりません。
「いやいや、当日80%得点できた人もいる」
となるかもしれませんが、
そんな人はほぼほぼ英検2級も取っています。
豊中地域におけるトップの豊中高校ですら
英検利用をしなかった場合、20枠を切る計算になります。
残枠のみで計算するとその倍率は18倍超。
「取らなかったから絶対に落ちる」
とまでは言いませんが、
かなり厳しいことに間違いありません。
池田高校や千里高校に関しては、
英検2級を取ってしまえば
他の科目をよほどこけない限り
合格は堅いです。
準2級まででも英検は取るべき!
中学生であれば、
英検を取るにあたっておそらく
準2級➡2級 と段階を踏むはず。
2級に落ちてしまったから
入試には活用はできない…
なんてことはありません。
前回・前々回のブログでも紹介した通り、
私立高校側にもアドバンテージがあります。
特に
「千里高校や、池田高校を受けたい」
「でも英検2級までは届かなかった」
という人も、準2級までは取れたという人は多いはず。
そんな人ほど
このアドバンテージは活かせます。
ここでB問題採用校に志望校を落とすぐらいであれば、
関西大倉のような難関私立を目指した方が、
勉強環境、進学実績共により良い選択となります。
これは学校が公表している実績を見れば一目瞭然です。
【参考URL】
・北千里高校 国公立大学合格実績
・北千里高校 私立大学合格実績
・関西大倉高校 大学合格実績
だからこそ、
C問題にチャレンジをしようとしている人は
準2級までだったとしても
絶対に英検を取るべきです。
まとめ
・トップ層の高校に行きたい!
➡絶対英検2級取得!
・C問題校はチャレンジになる…
➡英検準2級までは確実に!
将来の生活を見据えて
今から取り組むことができるのが英検対策。
当塾も対策授業を始めていきます。
何としてでも英検を取りたい!と
一緒に頑張っていきたい人をお待ちしています。
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