4月になり、いよいよ新学年が始まります。
新中3生や、新高校1,2年生で
今年こそ英検を取ってしまいたい
と考えている方も多いのではないでしょうか。

いくら文理学科を受験する、
受験した人の大半が
英検2級以上を取っているとはいえ、
何の対策もなしに取れるものではありません。

今回は各学年に応じた
英検のおすすめな取り方を
紹介していこうかと思います。

英検は各設問ごとの配点を
公表していないため、
参考例となります。
あくまで目安としてお使いください。

おすすめの取り方

①バランス型

王道の英検の取り方です。

【Reading】22~26/38
・単語(20問)➡6~7割
・空所(6問)➡2~3ミス
・メール(3問)➡1ミス
・長文(9問)➡3~4ミス

【Listening】18~20/30
・前半(短文)➡7割
・後半(長文)➡4~5割

【Writing】
 8割

今後に大学受験を控えていて、
英検を大学入試までの
ステップアップとして考えている
高校生におすすめの取り方になります。
点数配分的にもギリギリを
攻めているわけではないので、
多少のミスはカバーできます。

中学生でも、ある程度の読解力があれば、
こちらのやり方でも十分に対応可能です。

②リスニング・ライティング特化型

全員①のバランス型で取れれば
理想ではありますが、
中学生にとってはなかなかそうもいきません。

英語資格の最低保障より、入試当日点数が上回った受験者

上記の表からもわかるように、
英検等を利用した受験者が
実際にそれ相応の英語力が
あるかと言えばNOになります。
答えとしては単純で、
読解面ではまだまだ中学生は未熟だから。

逆を返せば、
英語力が未熟でも
英検2級は取れる
ことを意味します。

その取り方が、

【Reading】20~25/38
・単語(20問)➡7~8割
・空所(6問)➡3~4ミス
・メール(3問)➡1~2ミス
・長文(9問)➡5~6ミス

【Listening】16~20/30
・前半(短文)➡8割
・後半(長文)➡4~5割

【Writing】
 8~9割

となります。

こちらはReadingを
ほぼ単語特化のレベルでしか行いません。
読解面は細かい文法までやらず、
あくまで問題の解き方のみ
で留めます。
その分をListeningとWritingで
補っていく形になります。

Readingが苦手な人、
つまり現状英語が苦手だと
捉えている人でも
十分に可能性はありますが、
点数的に余裕があるわけではないため、
安定した点数獲得を求められます

そのため、
中学生、その中でも中3以降になって
英検にチャレンジしたいけど
時間に余裕がない人に向けた内容
となります。

まとめ

両方とも正答数ではほぼ同じでも、
内訳を変えるだけで
アプローチの仕方は大きく変わってきます。

高校生、英語が得意な中学生
王道の点数配分

英検獲得まで時間がない、
英語が苦手な中学生
Listening,Writing特化型

をお勧めしていますが、
これはあくまで一例です。

Readingは単語と空所は頑張る、
Listeningが得意だから
後半もがっつり点数を取っていくなど
人によって取り方は変わってきます。

ただし、両方に共通するのは
以前にも記事にしたWriting。
テンプレにさえ当てはめてしまえば、
中学レベルの単語、文法でも
8~9割は狙えます!

次の英検は6月頭。
2ヶ月だけでも
単語、簡単なListening、Writingは
しっかり練習はできます。
自分の今の立ち位置、
今後の方針次第でやり方を決めていきましょう。

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